Aコース
正確な調査結果を得るためには、きちんとした手続きを踏んで調査を進める必要があります。調査対象者の選定方法、アンケート票の作り方などを解説しました。
賃金センサス、毎月勤労統計、家計調査、消費者物価調査などの官庁統計は労働組合にとっても基礎データとして重要です。各調査の特性や制約を理解した上でどう活用するかをお話ししました。
Bコース
Excelを使用して、賃金データの分析を行う方法を解説しました。
2011〜12年度に実施する共同調査「人と人とのつながりに関するアンケート」の内容について紹介しました。
組合活動をしていくうえで必要な情報源の1つとして内閣府が実施する世論調査などを用いて、最近の国民意識の動向についてお話いただきます。3.11東日本大震災後、労働組合においても人と人との「つながり」という視点が重要視されており、地域やボランティアなど「つながり」に対する意識などについてとりあげていただきました。
(講演内容は『労働調査』2012年1月号に掲載されていますPDFファイルをダウンロードできます。)
経済学者として若年雇用の問題、とりわけ「NEET」(若年無業者)の問題を日本社会に顕在化させ、現在は「希望学」(希望の社会科学)について精力的に活動されている講師に、東日本大震災を経験した日本社会の現状と今後についてお話いただきました。