アンケート調査を実施するための基礎知識を学びます。活動に役立つ正確な調査結果を得るためには、きちんとした手続きを踏んで調査を進める必要があります。調査対象者の選定方法、アンケート票の作り方、集計分析の方法と結果の読み方などを、わかりやすく解説しました。
労調協が先日、中間報告を発表した03年度共同調査「若者はいまー新しいライフスタイルを求めて」は新聞各紙にもとりあげられ注目されています。調査結果からみえてきた若年労働者の仕事ぶり、暮らしぶりとその心情について、お話ししました。
野口さんは時事通信、APF通信を経て、現在フリーライター・翻訳者として活躍されています。7月に刊行された著書『年収1/2時代の再就職』(中公新書ラクレ)では、既婚女性の再就職の早期化現象を分析し、中堅男性の経済力の弱まりを指摘されました。丹念なデータ収集と広範なインタビュー、取材活動に裏打ちされた著書をもとにお話ししていただきました。
(講演内容は『労働調査』2004年10月号に掲載しています。PDFファイルをダウンロードできます。)
都留康さんは、みなさんご承知のように労働経済、労使関係論の専門家であり、実証データをもとに分析には定評があります。この間の、成果主義導入を軸とした企業の人事制度改革の動きとその後の展開について、調査資料に基づくお話しをしていただき、労働組合の側から今後の人事・賃金制度にどのように発言していく必要があるのかを示していただきます。
(講演内容は『労働調査』2004年10月号に掲載しています。PDFファイルをダウンロードできます。)