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労働調査協議会 「2010年度 定期総会」のご報告

労働調査協議会「2010年度 定期総会」が、6月21日(月)にホテルルポール麹町(麹町会館)におきまして、会員各位のご協力により成功裡に開催され、今後1年間の活動方針を決定致しました。以下、総会の決定事項につきまして、ご報告申し上げます。

1.総会の経過報告

本総会は、議長に加来栄一氏(連合 総合企画局 企画局局長)を選出し、進められました。

議事に先立ち、泉田和洋代表理事、井出久章専務理事から挨拶がありました。その後、議案の審議に入り、2009年度の調査研究活動および組織・財政報告が事務局、会計監査報告が荒川洋氏(全印刷局労組 総務部長)より行われました。引き続き、2010年度の活動方針が事務局、2010年度の役員改選につきましては、役員選考委員(電力総連 労働政策局 次長 左雨斎氏、運輸労連 労働政策部 副部長 浅井邦茂氏)を代表して左雨斎氏よりそれぞれ提案され、全議案とも原案通り満場一致で可決されました。

最後に、新役員を代表して南雲弘行理事から挨拶があり、議長挨拶をもって終了致しました。

2.主な決定事項

(1)調査研究活動の推進では、以下の点に重点的に取り組むことを提案し、承認されました。

  1. 「定年後の雇用者の仕事と生活における諸問題と今後の取り組み課題」調査の総括報告に向けた作業を早急に進め、『労働調査』にて報告することになりました。
  2. 事務局内において労調協が提起すべき新たな調査研究テーマ案を取りまとめ、企画委員会での検討を経た後、理事会で審議し、次年度総会において労調協案として提案することになりました。
  3. 組合活動に役立つ調査に向けたユーザー・ニーズの的確な把握に、引き続き努めていくことになりました。

(2)会員組織の充実と拡大については、以下の点に重点を置いた取り組みを進めることを提案し、承認されました。

  1. 会員のニーズに的確に対応できる「コンサルタント」機能の充実を図るために、専門的な立場から積極的な協力体制を築いていくことになりました。
  2. 労働組合間のネットワークづくりの一環として、共同調査あるいは同一テーマ等による調査をもとに、調査実施組合における「意見交換会」を開催することになりました。
  3. 事務局体制に関しては、今後の定年退職者対策、ならびに次世代の事務局体制の構築を目指し、組織体制整備を図っていくことになりました。
  4. 「労働調査セミナー」、機関誌『労働調査』、「労調協ホームページ」の内容の充実を図り、情報発信機能を強化していくことになりました。

3.2010年度役員の選出

2010年度の新役員の選出は、役員選考委員による審議の結果、下記の理事8名、会計監査2名が満場一致をもって、選出されました。

また、選出組合において役員の交代が生じた場合は、各所属組合で新役員を選出してもらうことも、あわせて確認されました。

役員選考委員
電力総連 労働政策局 次長 左雨 斎氏
運輸労連 労働政策部 副部長 浅井 邦茂氏
2010年度新役員
理事 連合 事務局長 南雲 弘行
理事 電機連合 書記長 泉田 和洋
理事 情報労連 副委員長 野田 三七生
理事 基幹労連 事務局長 神津 里季生
理事 JP労組 副委員長 小俣 利通
理事 自治労 書記長 岡本 博
理事 事務局 井出 久章
理事 事務局 小倉 義和
会計監査 JEC連合 情報・調査センター部長 前田 篤志
会計監査 全印刷局労組 総務部長 荒川 洋

「第145回理事会」のご報告

総会終了後、引き続き「第145回 定例理事会」を開催し、代表理事として南雲弘行、泉田和洋、野田三七生の各氏、専務理事として井出久章を互選し、小倉義和を事務局長に選任しました。