労調協だより

２００２年度　定期総会の御報告

はじめに

　労働調査協議会の「2002年度定期総会」は、６月17日（月）にホテルラングウッドで開催しました。

　本総会は、議長に加藤友康氏（情報労連ＮＴＴ労組組織部長）を選出し進められました。議事に先立ち大福真由美代表理事、白石利政常務理事の挨拶がありました。そして議題の審議に入り、昨年度の調査研究活動及び組織・財政活動報告が事務局より、会計監査報告が伊東誠氏（国公総連政策部次長）より、それぞれ行なわれました。

　引き続き、新年度の活動方針が事務局から提案説明され、また、役員改選の件は、役員選考委員会（全印刷財政部長荒川洋氏、運輸労連労働政策部長桜木誠氏）より新年度役員の提案があり、いづれも原案通り満場一致で決定され、活動方針の実現に向け取り組んでいくことになりました。

　最後に、新役員を代表し大福真由美理事から挨拶があり、議長挨拶をもって終了しました。

主な決定事項

（１）調査研究活動の推進では、以下の点に重点的に取り組むことを提起し、承認されました。

1. 「新たな生活スタイルに向けて」の調査研究と「調査尺度の整理」の研究を取り上げ、「企画委員会」で具体化に向けた検討を進めることになりました。
2. また、会員ニーズに適切な対応ができるよう調査研究体制を整備していくことになりました。

（２）会員組織の拡大とサービスの向上では、下記の３項目に重点をおいた取り組みを提起し、承認されました。

1. 理事会及び事務局が未加入組合の会員組織への加入の促進。
2. 会員組織のニーズに適切に応える「コンサルタント」機能の充実。
3. 機関誌『労働調査』、「労働調査セミナー」、「労調協ホームページ」、などの内容の充実による情報の発信機能の強化。

新年度役員

「第１１３回理事会」の御報告